ヒットマン エージェント:ジュン

劇場公開日:

ヒットマン エージェント:ジュン

解説・あらすじ

クォ・サンウが元暗殺者の売れない漫画家を演じるアクション。国家情報院に拾われ、暗殺要員として育てられた孤児少年は「ジュン」と名付けられ、またたく間に対テロ保安局のエースとなった。しかし、幼い頃からの夢であった漫画家になる夢を捨てられず、任務中に死を偽装して姿を消す。15年後、ジュンは憧れであった漫画家になったものの、まったく売れずにバイトと妻の稼ぎでなんとか生活をしのぐ日々を送っていた。自暴自棄になったジュンは酔った勢いで暗殺要員時代の国家機密をネタにした漫画を配信し、その漫画が大ヒットしてしまう。しかし、漫画を読んだ国家情報院とテロリストにジュンが生きていたことがバレてしまい、命を狙われる事態となってしまう。

2020年製作/110分/G/韓国
原題または英題:Hitman: Agent Jun
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2020年9月25日

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映画レビュー

3.5深く考えず、気楽に楽しめる!

2025年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

今週末公開の「ヒットマン リサージェンス」を鑑賞予定でいたので、ちらっとあらすじを読んだら、前作があることが発覚!これは先に予習しておかねばと、急遽本作を鑑賞しました。

ストーリーは、両親を事故で亡くし孤児となり、国家情報院に引き取られ、対テロ保安局のエースへと成長したエージェント・ジュンが、漫画家になるという夢を捨てきれず、任務中に自身の死を偽装して行方をくらまし、別人に成りすまして家庭をもち、あこがれの漫画家として生活していたが、まったく売れずにくすぶり続け、酔った勢いでエージェント時代の経験をネタにした漫画を配信してしまったことから起こる騒動を描くというもの。

タイトルとキービジュアルからガチガチのクライムアクションを予想していたのですが、まったく違いました。全編にわたってコメディ要素満載で、その一方で締めるところはきっちり締め、最後まで楽しく展開していきます。

序盤は、生い立ちから話を起こし、エージェントとなる経緯、以降の行動の裏付けとなる漫画家への夢、エースとしての活躍、計画的な失踪と、実にテンポよく端的に描き、あっというまに舞台をお膳立てしていきます。その中で、ジュンの有能ぶりがうかがえるアクションシーンを描いて観客の心をつかみ、さらにこれが後半への伏線にもなっているという見事な立ち上がりです。

そして、物語の現在地となる15年後、ついに漫画家となるも鳴かず飛ばずで、妻には頼りきり、編集者には頭の上がらないジュンの姿が、実にコミカルがGood! 冒頭でキレのいいアクションを魅せているだけに、この振り幅がいい感じです。

そんな平穏な生活が、エージェント時代をネタにした漫画の配信で一変します。元エースのわりにはあまりにも脇が甘く、対応も後手に回った感はありますが、素性がバレたとたんに顔つきが変わり、国家情報院の追っ手を振り払う姿がかっこいいです。

ここにジュンの命を狙う悪党が加わり、物語はシリアス度を高めていきます。そんな中においてもコメディ要素を忘れず、きっちり楽しませてくれるのが、本作のおもしろさでもあります。救出に向かったはずの妻の目の前でUターンするシーンは爆笑ものですし、なにげに妻も娘もコミカルな立ち回りで、いい味を出しています。

国家情報院は無能だし、悪党組織にも残忍な恐怖を感じないし、全体的に緩さが目立ちますが、アクションコメディだと思えば気になりません。深く考えず、気楽に楽しめる作品だと思います。おかげで続編も楽しみになりました。

主演はクォ・サンウで、シリアスとコミカルの振り幅の大きいジュンを好演しています。脇を高めるのは、チョン・ジュノ、ファンウ・スルヘ、イ・イギョン、イ・ジウォン、ホ・ソンテら。

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おじゃる

4.5体は覚えている…って覚えすぎ?

2025年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

2025年6月公開映画が続編ということで前作を見ました。U-NEXT 吹替版 (Prime等配信有り)

冒頭いきなりアニメだったので間違えたと思ってしまいました。しかし親を失い拾われた先の国家にエージェントにさせられたが、実はマンガ家になりたい主人公ジョンの前フリだったのです。

現在敵である国家側もテロリスト側も、凄腕のようで抜けているようで、コミカルタッチのアクション映画で楽しかった。妻覚醒(?)なんかサイコウ!

ただテロリストはナンチャン(南原清隆)にしか見えなかった。次長は筒井道隆?

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imaxmax

4.0軽いコメディ

2023年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

すっと観られる軽いコメディ。
メインキャラは結構しぶといが、雑魚は気持ちいいくらいバタバタ死ぬ。
特にひねることもない展開だけど楽しかった。

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khapphom

3.0なめてた漫画家が元工作員だった。

2023年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

なめてた相手が○○だったムービー、そのパターンは数知れず。まさか元工作員の漫画家とはね。でも売れない漫画家が苦肉の策で自身の過去をネタにしたことから作品がヒットして、身分がばれてしまうというあたりはいい流れで面白かった。

アクション、コメディーとオールマイティな俳優クオン・サンウの面目躍如の娯楽作品。ただ、後半がちょっと要らないことし過ぎでかなり散漫になってしまった。
せっかくアクションも良かったのに、この辺はもっとテンポよく仕上げていればもう少し評価も上がったのでは。

娘のラップは泣かせる。

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レント

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