王様になれ

劇場公開日:

王様になれ

解説・あらすじ

バンド「the pillows」の結成30周年プロジェクトとして製作された青春映画。「the pillows」ボーカルの山中さわおの原案を、俳優で舞台の演出家としても活躍するオクイシュージ初監督作品として映画化。カメラマンになる夢を抱きながらも、厳しい現実を前に苛立ちと焦りを感じながら叔父のラーメン店で働く祐介。初めて足を運んだ「the pillows」のライブで、思いを寄せるユカリを偶然見かけた祐介は、ユカリと話すようになる。祐介はユカリとの距離が近づいていくにつれ、徐々に「the pillows」の魅力にもはまっていく。主人公の祐介役を岡山天音、祐介が弟子入りを懇願するカメラマン・虻川役を岡田義徳が演じる。そのほか、「the pillows」のメンバーが本人役で出演し、「GLAY」「ストレイテナー」など「the pillows」と交流のあるミュージシャンたちも多数出演する。

2019年製作/115分/G/日本
配給:太秦
劇場公開日:2019年9月13日

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(C)2019「王様になれ」フィルムパートナーズ

映画レビュー

2.5どんな経緯か覚えてない 真っ暗な部屋でYouTubeのライブを観て...

2025年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

どんな経緯か覚えてない
真っ暗な部屋でYouTubeのライブを観て
ああいいな…と思った記憶がある、the pillows
ちゃんと聴いてみたいなと思いながら
聴くことがないまま解散してしまった

と思っていたけど、劇中の曲を聴いていたら、
アジカンが好きな人におすすめのロックバンド
みたいなから飛んだのだったかもしれないと思った
劇中ずっと心地良かったし
今サントラを聴いてるけどこれもかなり心地がよい

ただ結局
メンバーも曲も歌詞も流行ってた時代感も規模も
何も知らないまま観てしまったので
天音のイキリクズほんと解像度高い苛つく〜
岡田義徳めちゃめちゃいい人〜
劇中の曲たちどれも聴きやすい心地良〜
みたいな感想しか抱けなかった

pillowsのこと全然知らないけど
活動を続けてたのは曲を愛してくれる人がいたから、
解散という強い言葉を使うのは
変な期待を持たせてしまわないため、みたいな
ファンを大事に思ってくれてる感が
映画の中でも表れていていいな、と思った

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にあ

5.0完全じゃなきゃだめだと思ってんじゃねぇか?

2024年1月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

これは、劇中のラーメン屋の店主である主人公の叔父の言葉だが、自分も若い頃、ずっーとこれに囚われてきたなぁと思う。だから、主人公のダメダメさが、若き日の自分に重なり刺さりまくった。

ユカリのセリフも、師匠の虻川のセリフも、さわおさんも、主人公に容赦ないところがいい。
甘えて、逃げて、おもねっていることは、主人公自身だってわかっている。
けど、向き合えないのだ。自信がないから。
向き合って結果が出なかったら、自分には才能がないってはっきりと示されてしまうことが怖いから。

主人公とはジャンルは違うが、自分も表現に関わる分野で、他人の評価に委ねられるようになったのは、40歳を過ぎてからだ。才能なんてどうでもよいと今ならわかる。才能のあるやつは、なぜかどんどんやめていく。結局、やめなかった奴がきちんと残る。
人は「いい趣味ですね」などというが、趣味などと思ったことは一度もない。本業につながる苦しくも欠かせない真剣勝負なのだが、どうも人にはそう見えるらしい。

自分がthe pillowsに出会ったのは、その40代の頃だ。息子たちと読んでいたジャンプのスケットダンスつながりで、映画の中のユカリのセリフ通り、Funny Bunnyから入った。けれど、その後、どれだけ彼らの歌に勇気付けられたかわからない。特に、TRIP DANCERや、ストレンジカメレオンは、スガシカオのProgress同様、生涯で聞いた回数ベスト10に確実に入るだろう。

映画と直接関係ない自分語りをしてしまったが、要は文句なしにいい映画だったということ。
恥ずかしながら、この映画の存在を知らずにいたが、笑いのカイブツの公開に合わせて、アマプラでおすすめされたために、出会うことができた。

正に「キミと出会えてよかったな」の一本。笑いのカイブツを観た人には、こちらも是非おすすめしたい。

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sow_miya

4.0心に染みる

2022年9月28日
Androidアプリから投稿

U-NEXTで今月中で視聴できなくなるのて視聴しました。岡山君いいよね。
アーティストは、知らなかったけど良かった。良作。

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まえあき

5.0正直舐めてました。

2019年11月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

見る前は勝手にそこそこの出来なんじゃないかと勝手に想像していましたが、すごくよかった。
物語を通して、劇中で演奏される曲の中でさわおさんが何を伝えたいのかがただ普段、曲を聞いているときよりも重みを増して伝わってきて感動しました。個人的にはこの主人公だめだなぁ。と思いながらもかなり共感できました。物語の幕切れもショーシャンクの空にぐらいきれいな終わり方だったと思います。
今回シネマシティで見て来ましたが、やはりピロウズの曲が劇場でちゃんと聞けてよかった。フリクリのときはかなりがっかりだったので...
あと、この映画ではさわおさんの激昂が見れます。普段こんな感じでキレるのか。おっかねえなって感じでしたね。また、さわおさんの言葉で心が折れかけた主人公がさわおさんの歌詞に励まされるシーンというのはどこか見ていてシュールでした(笑)。
ほんと見に行ってよかったです。バスターズなら絶対見て後悔しない映画。

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田中太郎